どもりを治そうとすると、一般的に今まで緊張をなくすだとか息を吐くタイミングに合わせて声を出すだとか、落ち着くだとか言い換えをするだとか、自律訓練オンリー又は心理面だけにとらわれがちだったような気がします。皆さんは、どのような経路を辿ってきましたか?この中に一つや二つ該当するものはあるのではないでしょうか。決してそのような方法が全く間違いではないでしょうし、それで改善する人も存在するとは思います。又、自然に直る人もいるとは思います。しかし、このDAFを利用した方法はまずどもりの人が一番気がつかない自分の声を聴く大事さを教えてくれるというか、自然に体に身に付きます。どもりの人って、自分の声を聴くなんてとっても嫌なんですよね、又聴きたくもないんですよね。でも、DAFで遅れてくる自分の声を聴きながら音読・初語してみると、とっても気持ちが良いのです。自分の声を音として聴き取る・もっと聴こう聴き取ろう・「出した声」に注意を向けて「口から出た声」に焦点を合わせてDAFで訓練していると、ああ自分の声ってこんな感じなんだ案外すてたもんじゃないな。だったらこんな感じで喋ってみたいなというイメージも沸いてきます。どもりは絶対に治ります・改善します、というよりは治す事にこだわるよりは、どもらないようにしようとする考え方を替えて、こんな感じで喋りたい・目標を持った自分の声の喋りに気持ちを向けた方が良いと思います。是非、DAFで自分の声を聴いてみて下さい。心地良さを感じる事が出来ます。私はDAFもポケット型も耳かけ式も利用していますが、用途に合わせてほぼ毎日利用しています。朝、外郎売りのせりふ・音読・それに合わせてお経も読んで、夜はほろ酔い気分の中音読と発声で、忘れがちな自分の声を聴く意識を確認しながら楽しく訓練出来ればを心掛けております。ああ本当に、世界に一つしかない自分の声って素晴らしい・・もっと早く出会っていればその後の展開も変わっていたのになあと思う反面、遠回りして経験したからこのDAFの良さが理解できるのだろうなと感じております。是非、自分の声を聴いてみて下さい。
10分钟前